野付半島

3月21日の春分の日の祝日を利用して北海道へ行って来た。
東京で生まれ育った自分には北海道の大自然や野生動物、広大な土地すべてが魅力的だ。
いつかは北海道へと移住したいと考えている。
中でも道東にある野付半島はかなりのお気に入りだ。


夏場でも風が強く、肌寒い。7月上旬でも11℃前後だそうだ。
冬は蝦夷鹿が多く、かなりの確率でキタキツネも観察できる。
天気が良ければ北方領土の国後島も観ることができる。冬場の方が山に積雪があるので、かなり寒いが冬の方が見えやすい。

流氷も網走、紋別や知床に比べると根室海峡は風の影響を受けにくいのかわからないが、
別の場所で既に沖へ流れている場合でも、遅い時期まで流氷が漂っている可能性がある。

野付半島入り口交差点からナラワラエリアを過ぎ、一本道を15kmほど進むと、トドワラの付近に野付半島ネイチャーセンターという施設があり、野生動物の目撃情報が参照できる。

野付半島は温暖化等の環境問題による海面上昇により、近年は悪天候時には通行止めになったり、道路の近辺まで海面が迫っているので近い将来失くなってしまうかもしれない。根室中標津空港からはやや距離があるが、トドワラ付近は風光明媚な場所で、地の果てのような不思議な感覚になれる不思議な場所である。砂嘴の先端には人が住んでいた形跡があり、幻の集落「キラク」と呼ぶそうだ。
先端へは車の進入が禁止されており、まだ訪れたことはないので夏の天気が良い日に訪問してみたい。



野付半島
中標津空港から約40km 車で約1時間